(書評レビュー)名門校「武蔵」で教える東大合格より大事なこと(おおたとしまさ)を読んで

「名門校「武蔵」で教える東大合格より大事なこと(おおたとしまさ、集英社新書)」を読みました。昔、開成高校の野球部の話を読んだときよりも、さらに楽しめました。良い学校ですね。これは、お子さんがいる、特にそのお子さんがずば抜けて優秀であるご家庭のお父さん、お母さんは読む価値があると思いますよ。

ざっくり内容をまとめると、武蔵中学高校において、通常の学校では想像しにくいような教育の実践が行われているという報告です。先生もユニークなら、生徒もなかなかです。学内でヤギを飼う話、英語劇で工作のみ、2ヶ月のあいだ岩石を削る授業、先生を勝たせる接待サッカーなど、これらの言葉にピンときたらぜひお読み下さい。

武蔵中学高校にて行われている授業は一見すると勉強になっているのか謎と感じられるかもしれません。なんかこうヒステリックな人だったり、武蔵という文脈に理解がない人は怒っちゃいそうですね。でも、なんだか理解しがたいような直接的でないことを余裕を持って眺めることができる、または回り道に見えて実は一番近道ということを知る真に計算高い人が武蔵を評価しそうですね。

私としてはお奨めです。

 

息子にこの本を読ませたところ、「こういう学校もあるね」との感想の一言でした。彼の高校も自由な校風ですが、うちの上をいってるだそうです。 お前が東京に出て結婚して私の孫ができたらせび武蔵へやってくれと言うと それは良いね、でもそもそも結婚して家族が持てるか自信がないとのことでした。うーん、そこはがんばって。

以上、現場からでした。